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公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律案

第217回国会内閣(主管:文部科学省) 教育・科学・文化 成立
教員の長時間勤務を減らし、給料を上げる法律

ざっくり、何が変わる?

  • 教育委員会が、教員の業務量の管理と健康を守る計画を作って公表することになる
  • 「主務教諭」という新しい職を作り、教職調整額(給料に含まれる調整分)の基準額を上げる
  • 2029年度までに教員の月の時間外在校時間を平均30時間程度に減らすことを目指す
委員長報告(参議院本会議 第26号) ↗

何をめぐって賛否が分かれたか

教職調整額の引き上げ幅が十分か、給特法の残業代不支給制度を維持するか廃止するかをめぐって賛否が分かれた。

◎ 賛成する立場

立憲民主・社民・無所属

立憲民主・社民・無所属は、給特法(給与等に関する特別措置法)の廃止や抜本的見直しを本来は目指しているものの、教職員の命と健康を守り学校に十分な人員を確保することを最優先として、衆議院で修正された内容を受け入れた。修正により政府が働き方改革に対する法的責任を負い、教員の授業時数削減や教職員定数の改善などが盛り込まれたと評価して賛成した。

古賀千景の討論(会議録)↗
日本維新の会

日本維新の会は、教員の働き方改革と処遇改善を両輪として進める法案の改正内容に賛成した。人事評価表にワーク・ライフ・バランス欄を設け、授業代行回数や代休取得率など定量的な項目を追加することで、教員の多様な業務を把握し、頑張った先生の働き方が適正に評価されボーナスや昇給に反映される制度の実現を目指していると述べた。

金子道仁の討論(会議録)↗
国民民主党・新緑風会

国民民主党・新緑風会は、本法案が教員の処遇改善に向けた一定の前進である一方、根本的な課題として公立学校教員への労働基準法全面適用か給特法(残業代を支払わない代わりに調整額を支給する仕組み)の維持かについて政府が真摯に対話しようとしなかったことを問題視しながらも、子供たちと教職員を支えるという必要性から本法案に賛成した。同時に、教員の負担軽減策や予算拡充、学校運営の構造改革を通じて、給特法の抜本的な見直しへの対話を早期に開始すべきと主張した。

伊藤孝恵の討論(会議録)↗

● 反対する立場

日本共産党

日本共産党は、教職調整額を4%から10%に引き上げるだけでは、小学校で20.5%、中学校で29%の調整額が必要という実態に全く見合わないと指摘した。また、給特法の残業代不支給制度を温存したままであり、教員の長時間労働を根本的に解決するには教員の定数を増やして一人当たりの授業コマ数を減らすことが必要だが、本法案ではそれに取り組まないとして反対した。

吉良よし子の討論(会議録)↗

どこを通って成立したか公式記録

内閣国会に提出2025/2/7
衆議院・委員会文部科学委員会で審査2025/4/10
衆議院・本会議可決2025/5/15
参議院・委員会文教科学委員会で審査2025/5/21
参議院・本会議可決 → 成立2025/6/11
政府公布2025-06-18

どの政党が賛成したか公式記録

衆議院 2025/5/15 多数で可決(修正)(会派ごと)
賛成自由民主党・無所属の会
賛成立憲民主党・無所属
賛成日本維新の会
賛成国民民主党・無所属クラブ
賛成公明党
賛成有志の会
賛成参政党
賛成日本保守党
反対れいわ新選組
反対日本共産党
参議院 2025/6/11 投票総数235
賛成 219反対 16
賛成自由民主党
賛成立憲民主・社民・無所属
賛成公明党
賛成日本維新の会
賛成国民民主党・新緑風会
反対日本共産党
反対れいわ新選組
賛成沖縄の風
賛成NHKから国民を守る党
分裂各派に属しない議員

議員ひとりずつの賛否はインタラクティブ版で見られます。

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出典(一次資料)

委員長報告(参議院本会議 第26号) ↗
e-Gov法令検索 ↗
衆議院 議案情報 ↗
事実(賛否数・議員名・日付・プロセス)は公式記録、要約はAIが作成しています。
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出典: 衆議院・参議院 議案データベース/内閣法制局 国会提出法案/国会会議録/e-Gov法令検索。データ最終更新 2026-07-06。
やさしい要約・賛否の理由は国会会議録をもとにAIが作成。事実は公式記録です。
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